topimage

2017-11

スポンサーサイト - --.--.-- --

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

読みたい書物 - 2013.07.21 Sun

51DZ-Mx5oBL.jpg
火坂雅志 先生の小説『軍師の門』を借りて読んだ。
氏の本はこれと短編集を読んだことになるのだが、
一個人の感想としてはだがなんだか「乾き」を感じるのだ。焼き物のようである。
ドライでいかにも男性的な文章だと思う。
横山光輝先生の漫画のように場面が次々に進んでいくような印象がある。

僭越ながら自分なりにほかの小説の書き手を何かに例えてみると
司馬遼太郎先生が絢爛な織物のようだと思う。
登場人物の視点と言う横糸と俯瞰したような地の文と絶妙な余談の縦糸が煌びやかな織物をなすようだ。
といってもあんまり読んだことはないのだが。だが『城塞』はおススメできる本だ。

田中芳樹先生はまさしくオペラのようだ。
読んだのはほぼ『銀河英雄伝説』に限るのだが大仰な言い回しや
キャラの立ち居振る舞いの芝居がかったあの感じ。
銀河英雄伝説では舞台装置や設定も相まってミュージカルやオペラのように派手派手しい。
そのせいであの夢見心地のような世界が出来上がるのだろうか。
銀河英雄伝説は今まで読んだ本の中で三指に入る。

北方謙三さんの本は水滸伝しか読んだことはない。続編の楊令伝は買ったまま読んでいない。
その限りではだが『語り』のようだった。
囲炉裏を挟んで延々と話を聞いているようでとにかく引き込まれていった。
居合のように静かで熱い語り口。夜が更けるまで寝かせてくれないような勢いがある。

塩野七生先生の文章は演劇のようだった。
風景や人物が目の前にあるかのように思えるときがしばしばある。
それでいて見えない壁を挟んでいるようにも感じるときがある。
すぐそこの別世界、舞台の上で演じられているようなそういう印象だ。
この人の思想と視点は常に温かく醒めている。それがとても心地よい。
歴史・小説は全ておすすめできる。そのほとんどがルネッサンス期のイタリアかローマ帝国だが
『男の肖像』というエッセイ集で織田信長や北条時宗らを語っている。
とくに千利休の項は解釈のひとつとして面白い。男性ではああは語れまい。
余談だが塩野先生は基本的に男を語り男を主人公にし男をかっこよく書き上げる。

もう少し火坂先生の書く文章に詳しくなってみたい。
なんとなくだが『天地人』がこの人を理解する鍵になるのではないかと思っているのだが。
今に関して言えば買に行く時間と読む時間を作り出すお手軽な方法を考える必要がありそうだ。
怪我をするとかそういう以外の方法で。もし程よく怪我したら鈴鹿八耐を見に行くだろうが。

ああ、池波正太郎先生の鬼平犯科帳は文庫版十巻までで止まったままだし
安部龍太郎さんの文章ももっと読んでみたい。
山岡荘八版徳川家康も織田信長も……簡単にできる速読術は無いものかジュール・ヴェルヌも読みたいなぁ。


この原稿が終わったら読みたい本があるんだというかたはコチラそうだマキャベリは全部読みたいなぁ。
スポンサーサイト

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック:

http://shimayatomin.blog.fc2.com/tb.php/436-e536f7e3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

皆勤賞じゃなかったー «  | BLOG TOP |  » ゆるい非日常

プロフィール

しまや都民

Author:しまや都民
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

月:ハチ (120)
火:あっちゃん (140)
水:のり (96)
木:群馬王 (142)
金:趙新華ゆーりん (90)
土:金魚ねーさん (147)
日:である調な高尾さんの脳内 (119)
こくさんリックドム (21)
未分類 (0)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。